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第3章 報酬と楽穴
これから短期間で回数こなそうと思うと、確かに学生にホテル代はキツいだろう。

「ね!リョウのトコだとバイトが入ってる日でもいいしさ。そしたら、毎日だってデキるよ」

「は?俺んとこのバイト、結構キツいんだけど」

ほぼ深夜になるバイトが終わって、クタクタに疲れて帰ってから、毎日相手しろってか。

まあ、そのタグイのコ達相手じゃなければ、ほぼ毎日シてるけどさ。

そういう相手を探さすテマがハブけるってのは、ラクっていえばラクだけどさ。

「だって、マジで早くすませたいっていうか~」

あー。もう分かったよ。
ここでクダクダしてる時間が勿体ねぇ。

つまりは、いっぱしのビッチに仕上げればイイワケだろ。

もう処女でもナイワケだし、少々手荒なマネしてもいいよな。

ってか、そんな風にしてたら早めにネをアゲルかもしんねぇし。



「...分かったよ」

「え!ほんと~!よかった~!!!」

ぱぁっと笑顔になった。

こんな風に笑ってると、ほんとアドケナイとこがあるっていうか。

ガキだよな。まだまだ。


ちょっとイジめたくなるよな。


受け入れた羚汰が大きくため息をついたことで変えた空気に、サキが不穏な流れを感じ少しだけ身構えた。

「んじゃあさあ~。これから毎回課題を出すからさ、それクリア必須な」

「え。...あ、うん。...わかった」

少しビビっているようだが、それを悟られないようにしたつもりだろう。

「だよな。それクリアしなかった時点で、その後はナシだからな」

「...うん。うん。わかった」

元来真面目な性格なのだろう、いつの間にかベッドの上で正座して深く何度も頷いている。

「まずは、ソレ、取ってハダカになれって」

サキは例によってバスタオルをきっちり体に巻きつけてるのだ。

「え...」

「何、出来ないの?」

「出来る!出来るけど」

部屋の明かりは間接照明とはいえ煌々と付いているからか、少し考えて。
それから立ち上がり、一気に脱ぎ去った。

サスガに今回は下着は付けてないようだ。


次に何を言われるのかとビクビクして立ってるサキに、にっこりほほ笑む。


「じゃ、コレ舐めてみよっか」
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