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ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
「はい……」

 また「嫌々承諾している」と思われないよう、なるべく前を向いて答える璃子。

 藤崎がさらに言った。

「それと、今日から早速、買ってやった下着を着けろ」

「はい」

 こちらは特に「気が進まない」と思うようなことではなかったので、璃子はこころもち大きめの声で答える。

 藤崎は軽く頷くと、再びテレビに視線を戻す。

 それからしばらく、二人は黙ってテレビを見ることにした。




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