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夢…獏の喰わぬ夢
第8章 変化

彼女がボタンを押したようで、スピーカーからの重音量に合わせて、ベッドが振動した。

驚いて彼女が起き上がった。
子供というかいたずらな子猫みたいだ。

面白くて微笑んでいると、

「頬にご飯ついてるよ。」

顔に手をやろうとすると、
その手を外して彼女が頬にキスしてきた。

「ウソ、ついてないよ。」

「…」

「今さっき私のこと笑ったから、仕返し」

彼女はわざとふくれっ面をしている。

一瞬の沈黙を破り、ズンズンと響くベッドの振動は、
もう一人の僕のスイッチを入れた。

僕は彼女にキスを返す。

「私、変かな。」

彼女が言う。

「いや、いいよ。」

キスは続き、僕は彼女のブラウスのボタンを外していった。

彼女の白い肌に、また巡り会えた。

キャミソールをめくりあげ、ブラジャーから溢れてこんもりとした胸を指で触れる。

肩紐を外し、ブラジャーを押しよけ、張り出したバストにキスをして、舌を這わす。

彼女の体を通過して響くベッドの振動が、僕に拍車をかける。

スカートを捲り上げ、内腿の柔らかさを撫で味わう。

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