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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第12章 足掻く桜



振り向いた先には、男の人が1人…
背が高くて、Tシャツとジーンズ姿。


ちょっとイケメンだけど、年はかなり上みたい、まぁ‥うちのオヤジよりは遥かに若いみたいだけど……



「あ‥あの…
この店って、やってないんですか??」

「・・そうだね…
もう半年くらい店は閉まったままだよ」

「そう‥ですか……」


それじゃ意味が無い、閉まったままなら、中の人も居ないって事だ。



「・・・
私のアトリエに、何か用があったのかな?」

「えっ!
私の‥って……」


という事は、この人が店の……


じゃぁ聞ける!!



「・・・
倉原美紀って子が、此処に来た事はありませんか?」

「・・・
倉原?
さあ??
たまに絵を見に来る学生さんは居たが、名前までは分からないね」


知らないって事は、美紀が通ってたのは此処じゃないのか…
それだったら、名前は知っている筈だし、ハズレだぁー。



「あっ、知らなければ良いんです、失礼しました」

「ああ……」


此処に居ても意味が無い、他を探して見よう。


一応、相手におじぎをして、私はまだ何か無いかと歩き出す…


相手がずっと私の事を見ていたのを知らないで・・・






結局、あの後1時間くらい歩いたが空振り。



「何にも収穫無いよー」


付属高だけじゃ、何かが足りなかったのかな?


また私の早とちり…
上手く行かないのは何時もの事だし、また探そ…
次は何か見付けるぞー!!





目的の人物とニアミスしているのに、気付かない桜…


紀永がアトリエの前に出て来た訳は??



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