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第5章 　そして・・・

この前ね
　見ちゃったんだ



「何を？」
明奈はまるで興味がない



　レイプ




「エロビデオで？　あ・・またネット？」
呆れるようにこっちを見て笑っている
「みんな　麻衣が真面目だって思ってるけど・・・
麻衣みたいなスケベな女の子もめずらしいよね」




明奈にはあたしのこと割と話していた
オナニーのことやSEXや男の体への興味など
どちらかというと
派手に見える明奈の方が清楚で純真だった


　違うよ
　リアルだよ
　エロビでもネットでもないよ


「はいはいっ　　どこで？」
まるで信じてない



　この先の神社の奥



「え〜っ　あんなとこで？　それって
どんな妄想？」
笑って　取り合ってくれない


　ほんとだもん
　女の人が泣きながら
　抵抗してたんだけど
　男の人が
　無理やり
　してたの



「ふ〜ん　助けなかったの？」



　だって
　少し怖かったし
　レイプって興味あったし
　覗き見してた


「あんた　ばかぢゃないの？さっきはみんなの前で助けるって言ってたぢゃん」


　今はそう思ってるけど
　あの時は
　驚いてて
　タイミングがなかったっていうか
　好奇心が勝ってたっていうか・・・




「あんたの好奇心や男の欲望で　その女の子はボロボロになったのね？」
「最低　オナニーばっかりしてるからそうなるのよ」



呆れ顔の明奈はあたしにそう言って
「あんたが犯されたらいいのにね」
って　笑ってた



　いつでも
　どうぞだよぉ
　あれから
　レイプネタで
　オナニーしてるもん


そういうあたしに
明奈は笑いながら
「ぢゃ　今度は変わってあげるのね？」
って　聞いてきた



　もちろん



あたしも笑って答えてた


　SEXしたいもん・・・




「ほんとに　馬鹿ね」
明奈は呆れてた



　あの女の子も
　気持ちよかったと思うもん



「いいかげんにしなよっ」
明奈はそう強く言うからその話は終わった