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いとおしい青
第7章 酔い
夜ゆっくり話そうってことで
杏奈と居酒屋で飲みにきた。

「由貴はよっちゃんのセフレ…だったの?」
杏奈はレモン絞りながら驚く。

「幼なじみだったし、
初めはわたしがよっちゃんを遠ざけた。
この前、女の人と歩いてた。」

杏奈はレモンサワーを口にして答えた。

「フラれたと思うのは一方的よね?
あの容姿ならモテるわよ、よっちゃんも。
彼女なのか聞いた?
まだ由貴は告白すらしてないでしょ?」

「そうだけど…。」
まるで意思のない人間みたいだ。

「1度、素直に好きって伝えなよ。
スッキリ前に進めないでしょ?」

「フラれるの決まってるのに?」

「ほらねー逃げ腰すぎるのよー。
由貴はもっとガンガン行かなきゃっ
あっそうそう、この前私が由貴に電話したでしょ? 
30分後に梅田でよっちゃん見たわよ。」

「女の人と歩いてたでしょ?」
由貴は聞く。

「一人で歩いてたけど。」
杏奈は言う。

「おかしいよ…
私、よっちゃんとは
十三駅近くのラブホテルの中ですれ違ったの。
そのタイミングに会えるわけないよ。
まるでホテル入ってすぐに出たみたいな。」

「極度の早漏…ですか?」
杏奈は笑う。

「杏奈…もっとマシなこと考えてよ!」
由貴は怒る。

「よっちゃんともう一度会って話してみなよ?
由貴の思ってた事と違うかもよ?」
杏奈は由貴の背中を軽く叩く。

「うん。」
由貴は頷いた。

どういうことなの?よっちゃん…








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