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いとおしい青
第10章 イタリアン モーテル
「私ね、今は旦那と続いてるけど
義之が幼い時は夫婦間で意見が合わなくてね。
よく衝突してケンカしてたの。

そんな時に知り合ったのが
由貴ちゃんやあなたの家族よ。」

由貴は3人家族
苗字、小磯
父(将太) 母(理恵) 由貴で暮らしてた

義之は人家族
父 母(由佳) 義之 弟がいた

「由貴と義之の年齢が近くてすぐに親しくなったわー。」

「夏になればBBQ
よく皆で日帰り旅行など行きましたね。」
由貴は笑う。

「私ね、夫とケンカした翌日
皆で約束してた温泉旅行へ行ったの。

聞き上手な由貴ちゃんの父さんは
私の顔が曇ってる事に気付いたの。

何があったんですかと聞かれたから私は口を開いた。

従業員の仕込みの時間の長さだったり
勤務時間で夫とよくケンカしたって。

家族内でご飯中、会話がない時も多くあって…
口下手な旦那だから私から歩みよらなきゃ
何にも変わらない、
でも毎回私から怒るのが疲れちゃって。
もっと私が頑張ればいいんですけど。って
将太さんに言ったの。」

義之の母は涙声になっていった。

「そしたら将太さん優しくてね。
一人で悩みを背負い込まないで下さい。
大丈夫!あなたは誰よりも家族が好きなんだ。
充分あなたは頑張ってますよ!
カルボナーラなんか、うちの由貴が大喜びしてたし!って
言うの。」

そこから
度々二人で夜会うようになっていったと言う。

「義之には悪いことしたと思ってる。親の不倫現場なんて最悪だもの。

幸い
義之は由貴の父だと気付かず走っていった事。

顔面蒼白になって
焦った私は
理恵にバレるのを恐れた。

引っ越しの日、泣いて理恵さんに謝罪した。
当然だけど
理恵さんに頬を全力でビンタされたわ。

「人の旦那の気を引いてそんな楽しいですか?」
今でも理恵さんの悲しい顔は覚えてるわ。

赤い目をして由佳を睨んでこう言った。

「私から見ても修司さんは最高の夫です。
私は離婚しません。 
由佳さんも離婚せずに
新しい土地で頑張って下さい。
由貴には義之君が嫌いになったと伝えます。」

承諾した由佳は深く頭を下げた。











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