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第10章 イタリアン　モーテル

理恵サイド…🌠

「ママ今日のカルボナーラ美味しかったねー✨」
由貴は
人形をさわりながら言う

「よっちゃん　ママには叶わないわねー…」
「ママのからあげ好きだよー✨」
「なんなの　由貴　私を慰めてるの?」つ
「なぐさめ?って何」
「なんでもないわっ」

将太は
サラリーマンをしている
家から１時間かけて職場まで通っている
昔は　やとわれて料理人をしていた

就寝前に理恵は将太に話す
「よっちゃんと由貴は　ホントに仲良しなのよー
雪降った時も　雪だるま作っててね…」

「あぁ…大きなの作ってるなー」

「よっちゃんママのカルボナーラも美味しくてね…
今度は教わりにいこうかしら…」

「そうだな」
「将太は　あまり家族同士仲良くしてほしくない?」

「そんなことないけど…」

「外でタバコ吸ってくるわ」

そう言うと　将太の携帯が転がっていた

電話かと思い携帯をさわると
メール内容が見えた

将太さんが居てくれてよかった
昨日はありがとうございます

これって由佳さん…よね?