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第13章 新人アルバイト

翌日　どこかそっけない態度で柳田は帰っていった。


翌日
ホールスタッフの間で
柳田がマネージャーの家に遊びに行った
噂が広がった。

三沢がクローズの札をドアへ下げてくる。
ホールに戻ると
食器を拭く柳田に話しかける。
「柳田さん、マネージャーの家に遊びに行ったの?
奥さん料理美味しいから
空腹の時行った方がよかったかもね！」

「何でマネージャーに奥さんがいる事
教えてくれなかったんですか？」
柳田は膨れている。

「だって聞かれなかったし。知ってると思った。」
三沢は笑う。


義之は微笑んで答える
「柳田さん昨日楽しかったね♫
僕の家は新婚だから毎日新鮮でさ🎵またおいでよ！」

「はははっ…遠慮させてもらいます…」
苦笑いで柳田は呟くとそそくさとキッチンに逃げて行く。

「マネージャー、柳田さん　えらく大人しくなりましたねー」
三沢が驚く。

「そう?」
どこか楽しそうに振る舞う義之であった。