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第14章 サプライズ

梅田のMENS舘で
紺色のネクタイピンとネクタイ、
シルバーカフスのセットを買った。
「香山さん助かりましたーお礼にお昼ご馳走します。」

「ラッキー！ありがとうございます。
あ、食事目当てにご一緒した訳ではありませんから…」

照れながら笑う香山に由貴も一緒にに笑う。

「お昼食べたら用事あるので僕帰りますねっ」

「はい、私のために半日頂いてすいません。」

「暇だったので構わないですよ。

二人はランチにトンカツ屋を選んだ。

「わー久しぶりに外でトンカツ食べます💝」

香山は不思議そうな顔をした。

「マネージャーと外に食べに行かないのですか?」

由貴は答える
「言えば行くでしょうね。
義之さんは接客が見たいからって
有名なイタリアンの店へ行くことが多いかな。
ちょっと気疲れしてねー」

「ははは、確かに。いつもコース料理とかじゃ
疲れますねー！」