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第18章 揺らぐ心

由貴はお酒を頼んでトイレで席を離れた。
カウンターから長い廊下を歩いた先にトイレがある。

小澤は日本酒を飲んで
出来上がってきて義之に絡む。

「あと10年早く生まれてたらね➰！
あなたにいってたわ♡」

「はは…嬉しいです。」
義之は笑顔で返す。

その間に井口も席を立った。

はぁー小澤さん楽しそう。
あの様子じゃ、しばらく帰らないわねー…
女子トイレの手を洗いながら小さくため息をつく由貴。

由貴が女子トイレの扉を開けて出ると
井口が立っていた。
「いっ…井口さん。」

由貴は焦って話す。