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いとおしい青
第19章 独占欲
バスルームをでると二人はベッドへ入った。
義之が入り由貴を後ろから包むように抱き寄せる。

由貴は震えが治まったので聞いてみる。
「大丈夫だからエッチする?」

「凄く怖がらせてしまったから抱かない。
今日は手を繋いで寝ようよ。」
義之は少し赤い目で答えた。

2人は手を繋いだまま
幼き頃の話を始めた。

「よっちゃんがサッカー好きだったよね?
その道は進まなかったの?」

「中学までレギュラーだったよ。
続けて推薦でサッカーの名門高校行ったけど
レベル違いが大きすぎて諦めた。」

「諦めてなかってら選手だっかな?
私と会ってなかったかもしれないね。」
由貴は話す。


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