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新月の闇 満月の光
第4章 動き始める時間

社長が、苦虫を噛み潰したような顔をするが、それすらどうでも良い…………。




「分かったよ。なら、本題に入ろう。『Yume』をCM起用したいと。一年間」


「何のCMです?」


「宝石だよ……………」


「相手役は、合逆 壱(あいさか はじめ)今をときめくイケメン俳優だよ。私としては、合逆より『mahiro』くんの方が演技も見てくれも上だし、『Yume』にとって色々とプラスになると思ってるんだが、彼は芸能界を引退している身だ。私は、『mahiro』以上の俳優もこなせて、何でもそつなくこなすタレントは金輪際出て来ないと、思ってる……。なぁ、真紘、お前もそう思わないか? 」




俺は、合逆 壱の名前に気を取られて、其処に気持ちを集中させてしまっていた為、社長の言葉を最後まで聞いていなかった。


もし、聞こえていれば…………。






「彼にもう一回だけ、一年間、契約出来ないか打診したいんだが、真紘、何とかならないか? 」




と、言う言葉までスルーせずに済んだ筈だった。




はぁ、まさか…………な…。
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