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忘れられない人
第51章 動
車から、降りて自分の車に戻る

直樹が、窓の外から話しかけてくる


なあ?ジム、決めた?


まだ悩み中。。。

ねぇ?集合してるよ?

コーチは行かないの?


お?

詩織、コーチってまた呼んで?


何?コーチ?


何か、新鮮でいいよ?


ジム、決めろよ?

コーチしてやるよ?


何それ?

個人レッスンしてくれるの?


さあな?

エッチな個人レッスンならしてやるよ?


じゃあ、次回にお願いしますね?

コーチ?


私の髪を撫でようとすると、手が引いた


残念

時間切れだな?


練習が終わり、片付けるのが見える


詩織?


何?


今日、泣いた?


っ。。。

何で?


目が赤い。。。

少しは、元気になった?


ふふっ

ありがと


見つめ合うと、これ以上近づけないのがもどかしい。。。


陸が走ってくるのが、見える


じゃあな?


じゃあね?


直樹が車に乗り、行ってしまう。。。



昔は、行かないで?ってよく言ってたな。。。?



陸が走ってきて、車に乗る

機嫌が悪い。。。


何?


母さん、車で待ってろよ?


車から、降りてないよ?


コーチ、さっきまでいた。。。


陸の小さな声が聞こえる


陸?

コーチは、陸をからかっているだけよ?


わかってるよっ。。。


ふふっ


何?


陸、かわいいっ。。。


母さんがそんなだから、心配なんだよ。。。



...


何もないし、何も起きないよ。。。

だって、私たちはとっくに壊れてる。。。

戻れるわけはない

戻りたいわけでもない。。。

今は、求めてるだけ。。。

お互いにわかっている

忘れられないのも、忘れたいのも

今は、惹かれていたいの。。。

ごめんね。。。


...


家につくと、陸は誠に怒っている

結局、誠が逆ギレして陸はふて腐れて出掛けていく


ねぇ?


誠を見る


なんだよ?


あんなに、怒らなくても?


はあっ。。。

誰のせいだよ?

ほら、出掛けるぞ?


私の体を押して玄関に追いやる


車に乗せて走りだしていく


何か、機嫌が悪い。。。

誠を見ると、私の髪をぐしゃぐしゃにしてくる


やだっ。。。?

何?

ぐしゃぐしゃに、なったじゃない?











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