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忘れられない人
第12章 episode11
あれから、食欲がなく、体重はみるみる減って行く
身長160センチ47キロの私

5月が終わる頃、40キロなかった

お腹は大きくなっている気がした

まだ、病院に行けていない

ボウッと歩いていると、怪しい人に声をかけられる
どうでもよくて、ついていく

詩織?
手を引かれ、連れていかれた

亮太だった

ダメだよ?
怪しい人は断らないと?

亮太あっ

涙が溢れて泣き出した
久しぶりに直樹以外の人に話かけられ、泣き出した

どうした?

優しく抱きしめ聞いてくる

私、妊娠してるかもしれないっ

ええっ???

ようやく、誰かに言えた

どうしたらいいかわからないのっ

泣きじゃくりながら聞く

亮太は、抱きしめて、

落ち着いたら話をしよう?
泣いていいから?ね?

ひとしきり、泣きじゃくった
亮太は、ずっと髪を撫でて抱きしめてくれた

ポツリポツリ話す

直樹と別れたこと
送った覚えのないメールのこと

直樹は隣の席のみさきちゃんと付き合ってること

妊娠してるかもしれないのに、言えなかったこと
病院に怖くて行けないこと

直樹が忘れられなくて、まだ好きなこと
最後は哀しいセックスをしたこと

どうしたらいいのか、わからないこと

亮太は、黙って抱きしめ、

辛かったね?
今も辛いね。。。

髪を撫でて、抱きしめた
亮太に、話を聞いてもらったら、少し楽になった

亮太が、

明日は休みだから、一緒に病院行こう?

と言ってくれた

いいの?迷惑じゃない?

詩織に今まで、イジワルしたお詫びさせてよ?

自分しか見えない私は、亮太に甘えた

とりあえず、ごはん食べよう?
やせすぎだよ?
詩織は、おっぱい小さいのに、痩せたら更に小さくなるよ?笑

クスクス笑う

そうだね。。。

詩織の、お父さんもお母さんも心配するよ?

亮太は笑って言った

亮太、ありがとう。。。


...

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