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17歳の寄り道
第11章 【村上編】タブー
白くて滑らかな背中に舌を這わせながら、切なく湧き上がる感情は、遥か昔に経験した覚えがある。

まだ未熟な少女の中はかろうじて俺を迎え入れたが、狭くてぎゅうぎゅうだった。食い千切られそうなそこは、彼女の緊張もあるのだろう。

自分から誘った手前もあるのか、余裕のあるふりしてるけど、ガチガチに緊張してるのはわかる。

寂しがり屋で、淫乱で、俺を振りまわす迷惑な奴だが、突かれて甘く震えてる姿には胸が締め付けられ、壊れ物を扱う様に後ろから抱き締める。

白川は肩を震わせ、俺の動きに翻弄されながら、切なげに喘ぐ。

「村上…先生、好き…っ、ああっ…」

前まで、聞き流していた言葉が胸に響いた。


―――そうか…

俺は、こいつを……


「…うん、好きだよ…白川」


どうせ、白川も情事の間の戯言と思うだろう。
そう思いながらも、愛の言葉は甘く切なく俺の興奮を掻き立て、目の前の白川への愛しさを自覚する。

妄想で散々つけたキスマークは、現実では只のキスに変わり、愛しい背中を濡らしながら往復した。

性の昂りは勢いを増し、白川の奥を責め続ける。
布団をぎゅうっと握り締める彼女の姿に、顔を見て抱きたいと望む俺がいた。

白川の身体を仰向けにさせたら、さっきまで味わっていた快感を表情に残しながらも、不思議そうに俺を見る。

見つめられると、胸のあたりがぎゅっと苦しい。
教え子とのセックスで、感情まで17歳に還ったのかと苦笑しながら、しなやかな腰を抱き寄せて一つになった。

目の前で、淫らに喘ぐ姿を見ていると、後ろめたさと幸せが心を包む。彼女の頬にキスをし、そのまま胸まで下りた。

「っ……浩輔、さん…」

白川はとろんと蕩けた瞳で俺の名前を呼んだ。
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