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第2章 一日目

学校が終わり、そっと星野に近寄る。
「なぁ、ちょっといいか?」


「?…いいけど、別に」

「あ…あのさ、最近、好きな人とか…いるの？」

なんか自分でも死にたくなる言い方だ。
でも…星野は真面目に


「う…うん、少し前からね…。いるよ」

「そ、そうか、いきなりごめん…その、友達に聞くように頼まれたんだ！」


「そう…頼まれたんだ」

なんで、星野はこんなに寂しくうつむいてるのだろう。