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極上年下彼氏
第25章 理由
朱美の部屋の電気はすでに暗い。


窓を手にかけると、鍵はかかっていなかった。


多分朱美は俺が来るかもしれないと信じて、鍵を締めないで置いたのかもしれない。


俺はそっと中に部屋に入った。


ずっと暗がりにいるから、目は慣れていて月明かり程度なんでも見えた。


朱美はすでに眠っている。


顔にかかった髪をそっと避けてやると、泣いたようで、瞼が腫れていた。


ごめん…朱美…


俺は朱美に用意していたプレゼントを枕元に置いた。


朱美の机にある紙にメモを残した。


ふと、椅子にある紙袋を見ると俺に渡すつもりだったろう、ラッピングされた箱がきれいにそのまま入っていた。


その中にカードも入っていた。
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