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極上年下彼氏
第26章 穏やかなクリスマス
「理人が買ってきてくれたの?」


それはクリスマスらしいデコレーションをした小さなケーキだった。


「可愛い!」


「食欲ないか?」


「ううん、さっき一眠りしたから随分楽になったし、少しお腹空いてきたところ」


「良かった」


「頂きます!」


理人と二人で小さなクリスマスケーキを食べた。


「美味しい」


「うん」


「お家でまったりクリスマスもいいね」


「そうだな。でも来年は朱美の行きたい所行こう」


そんな優しい言葉が胸にじんわり染みた。


「うん、ありがとう」


紅茶を飲む理人が微笑むとなんだか優雅で大人びて見えた。
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