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悲愴ノ渦
第1章 チチカエル
バタンッ…
「気持ち良かった。なんか、生き返った気がする。」
「かなり、長く入ってたからね。父さん、洗濯物とかは?」
「あるけど、後で洗濯機に入れとく。あと…」
ジィーッ…
ゴソッ…ゴソッ…
「確か、この奥に…。あった!これ…」
カサッ…
「これ、少ないけど…」
たぶん、塀の中での作業金だろう…。
「これは、受け取れない。父さんのお金だから、ここに置いとくね。」
1通の茶封筒を小さな仏壇に置いた。
¨私が、居ない時にお線香あげたんだ…¨