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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第3章 海外留学



車を駐車場に入れて、いざ銀座の街歩きへ!



「流石…
人混み凄い……」


「中心地だから…
離れないように、良いね美紀?」


「うん・・・」


ちょっとだけ勇気を出して…
ぁたしは紀永の腕に……


こんな風に腕を組んで歩いていたら、普通の恋人同士みたい…


思わぬ紀永のサプライズに、ぁたしは紀永をあちらこちら引っ張り回して、街歩きを堪能…
紀永と2人だと凄く楽しい・・


オマケで言うと、紀永は銀座で欲しい物があったらしい、だから銀座選択だったんだ。


とは言え此処は銀座…
紀永の欲しい物も当然ブランド品で、ラフな格好の2人組に店の人も多少渋い顔をしていたけど、そこは紀永‥簡単に店員をねじ伏せちゃったよ。



「あまり自分で買いに来る事は無いんでね…」


「アルマーニのスーツかぁ…」


「定番でしょう?
まあ‥仕事用だが……」


「そういうところの、紀永の趣味って分かり難い」


「私だとて好みはあるよ」


そんな事を言いながら、広い店内を歩く…
紀永のお眼鏡に合う物あるのかな??



「見たいのはデザインだけだよ、後はオーダーメイドになるし…」


「・・はあ……」


流石に次元が違うわ…
庶民感覚が抜けないぁたしには、全然別世界に思えてしまうし。



「・・・
こういうデザインも良いかな?」


「確かに…
意外に良いところに目を付けるね」


「私?
紀永ほど見る目は無いと思う」


立ち止まったのは、スーツはスーツなんだけど、少し変わったデザインのやつ。


確か最近流行か何か…
前に紀永の部屋の雑誌に乗っていた…
紀永もこういうの見るんだと、覗いたやつね。



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