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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才



やって来ました米国へ!



やっぱり雰囲気が日本と全然違う、ちょっと飲まれそうだけど、そんな事を考えている場合でも無い。


向かうはマサチューセッツ州ボストン・・


学校の街と言われるくらい、教育期間が多い事で有名、それに付随して各国の企業も進出している大きな街。


世界的に有名なMITもハーバードもこの街にあり、ライバルながら技術提携をしている一面も…


そんなボストンの中で、紀永が用意してくれたマンションは、MITに本当に近い高層マンションの最上階のペントハウス。


紀永・・・やり過ぎって言葉知ってる??


それはさて置き、ボストンに来たらって、紀永に言われていた事を即実行。


そう、ハーバード大学の博士、リチャード・マシュー博士に会う事から。


リチャード博士は、コンピューター学では世界的に有名で、某最大手IT企業の顧問をしている程。


はっきり言えばスマホのあれね…
まあ‥スマホも色々あるけど……



「ハーバードも広いし綺麗・・・」


東大は、そこそこ古い建物だったけど、名門ハーバードも負けず劣らず、でも建築様式が綺麗。


キャンパス内は広く、歩いて学部から学部の移動が大変なくらいの広さ。


車使えば良かったと、ちょっと後悔中・・


そんな広い校内で、漸く博士の研究室を発見…
1時間以上掛かったのは内緒。



 "コンコン"



「失礼します…」


研究室も広いスペース…
コンピューター学なだけあって、モニターや端末が沢山、それに学生も…


その中を通り抜けて、奥にある博士の個人スペースへ…


今日会うのはアポイント済み、紀永の方からも連絡が行っていると思う。



「失礼します、リチャード博士でしょうか?」


「・・君がミス早乙女??」


「はい、美紀・早乙女と言います」


勿論、会話は英語…
語学は得意な方だから、気にならない。


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