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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活



「でも、良く調味料調達出来るよね??」


美味しい肉じゃがをつつきながら、ふとした疑問をゆーさんに質問。


だって、この辺って日本の調味料が売っている店って、凄く少ないもん。



「あー!
それは、定期的に日本から送って貰ってるから心配なーい!!」


「へ?
送って来るんだ」


「あーまぁー…
基本的にみっきーの為でしょう?
会長、みっきーに甘いし」


確かに紀永なら‥ありそう・・


でも、何だろう?
ゆーさん、言葉を濁したような??


ぁたしの気のせいかな?







危ない危ない…
思わず、みっきーに話しそうになった。


調味料は日本から送って貰ってる、それに間違いは無い。



(ただねー)


私が日本‥早乙女邸に連絡して、必要分だけ送って貰っているのは、みっきーには内緒。


私がみっきーに付いて渡米するに当たり、数個の条件を付けられた・・・



――――――――



「ですからっ!
美紀様単身渡米なんて、危険ですし、身の回りはどうするんですか!?」


私は知ってる、みっきーが1つに集中したら、全く周りなんて見えていない事。


みっきーが屋敷に来て、割と仲良くなった頃に、気が付いた1つ。



「だがね新島君…
君はシェフであって、ハウスキーパーでは無い、そんな君が一緒に渡米したとして、上手くやれると思うのかね?」


確かに私はシェフですよ、だけど日本食の料理人は、炊事洗濯掃除も修行の内、殆ど全てこなせる‥ハウスキーパー以上に……



「全て1人でこなす事は出来ます…
会長も、外部からハウスキーパーを頼むより、私の方が安全でしょう」


「・・・・・」



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