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義兄棒
第5章 白衣の痴女
職場のロッカー室で美紗子は小さな鏡の中の自分を見つめていた。

見た目はなんの変化もなかったが、内面は大きく変わってしまった様な気がした。

昨日の夜の痴態がどれほどかき消そうとしても頭の中に浮かんでくる。

なぜあの様に乱れ、ついには義兄を受け入れてしまったのか?

自身が浮気をすることなど生涯あるまいと固く信じていた美紗子にとっては
それは衝撃的な出来事であった。

ましてやその相手が夫の兄となると、その衝撃度はさらに増す。

夢だったのでは、と希望的観測にすがることもできないのはその証拠が美紗子の
体に刻まれているからだ。

美紗子の股間は今もポッカリと穴が空いた様な感触が残っていた。
まだそこに肉棒が存在している様な感触で意識しないと足が開きガニ股になってしまう。
そして昨夜の残り火の様に今もジンジンと肉穴は疼いていた。

この穴を埋めて欲しくてたまらなかった。

渇きに似たその欲望に耐えながら車を走らせ自宅から20分ほどに場所にある総合病院に
出勤してきたのだ。

本音を言えば今日は休みたかったが、自宅には義兄がいる。

夫は仕事に息子の洸太は小学校に行ってしまうため義兄と2人きりになることは
明らかだった。

2人きりになればまた昨晩と同じことになるのではないか。
その時に拒みきる自信がなかった。

昨日の同じ時間なら美紗子は胸を張って拒みきると言い切っていただろう。

しかし自分の女としての弱さを知ってしまった今となってはそう言い切ることはできない。
美紗子はそっとため息をついた。

義兄は5日ほどいるという。それまで2人きりにならなければ大丈夫だ。
この肉体に湧き上がった渇望もそのうち消えて行くだろう。

そうすればあとは何事もなかったかの様に暮らせる。
それが美紗子の考えた結論であった。

薄桃色の白衣に袖を通す頃にはもう業務開始時間ギリギリだった。

思った以上に鏡の前で考え込んでいた様だ。

とりあえずは仕事に集中しよう。

美紗子はロッカー室を出た。

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