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蜜ごころ
第14章 騒動
ガタンッ…
「希美は?」
「まだだ…。」
「友達のとこ、皆にそれとなく聞いたけど…大半の子は、出掛けてて…」
ゴクッ…
ドンッ…
行き場のない怒りを壁にぶつけた…
「俺、警察行ってくる。」
「警察?!」
「…。」
「希美が、家出したの俺のせいだから。」
「も、もうちょっと、待ってみないと。ねぇ、あなた…」
「どうした?光枝。」
うぎゃぁぁぁっ!
「あっ、あぁっ。聡太が、泣き出し…」
うぎゃぁ…
「俺、ちょい見て…」
ドバッ…
「い、行かなくていいから。」
「えっ…」
「はっ?だって、聡太…」
母さんの様子がおかしい…
「希美は?」
「まだだ…。」
「友達のとこ、皆にそれとなく聞いたけど…大半の子は、出掛けてて…」
ゴクッ…
ドンッ…
行き場のない怒りを壁にぶつけた…
「俺、警察行ってくる。」
「警察?!」
「…。」
「希美が、家出したの俺のせいだから。」
「も、もうちょっと、待ってみないと。ねぇ、あなた…」
「どうした?光枝。」
うぎゃぁぁぁっ!
「あっ、あぁっ。聡太が、泣き出し…」
うぎゃぁ…
「俺、ちょい見て…」
ドバッ…
「い、行かなくていいから。」
「えっ…」
「はっ?だって、聡太…」
母さんの様子がおかしい…