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ランジェリー騎士団
第6章 隷属の完成

「セリシムを身に着けている間に与えられた快楽は、魔紋によって増幅され、肉体に性癖として刻み込まれる……そしてまた下着を降りなす糸の一本一本にまで憶えさせられるのだ」
フィガロはフェレリーの胸に手を伸ばし、ブラのレースから糸をほつれさせて一本引き抜いた。
「人生で初めて味わった手淫の快感……これをプリンセスガードの全てのランジェリーアーマーに織り込めば……フフッ、隊員の女騎士たちの悦ぶさまが目に浮かぶわい」
「間違いございませんわ……しかし、あれだけの人数。間に合いましょうか?」
「フンッ、儂を誰だと思っておるのじゃ……手立てはちゃんと考えておるわ」
「さすがでございます」
「さて、どれ……今夜の最後の仕上げに入ろうかの……」
そう言ってフィガロがのそりとベッドに上がり、そのまま仁王立ちとなる。
その怒張は張り裂けんばかりとなって天に伸びたまま、いささかの萎える気配もない。
シーリンがフェレリーを抱き置きして、その前に頭をそっと押しやった。
「さあ……ご主人様がご褒美をくださるわよ……羨ましい……」

