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立ち会うことになったが俺の役目は特になかった。
第2章 ここから。
「葵様、次は私の手です」
あーそういや、手が入るくらいじゃないと産めないって言ってたな。
「ん……」
葵は仰向けに膝を抱えて、開いた。覚悟しているみたいだ。
執事は指にジェルをつけて、一本ずつさしいれる。四本で葵はのけぞった。
「くっ……はぁっ」
じゅぽん、と指が抜ける。
毛を剃られたために丸見えのちんぽは萎えていた。
腰を引く葵を俺が後ろから羽交い締めにする。
「葵様、もう一度いきますよ」
「あっ……ああっ、もう……やぁ……」
葵は首を振り涙を流す。
血の滲む穴に男の指が再び侵入して数を増やし、四本めが食い込んだ。
「んっ、んぅっ……死んじゃうっ」
「死なせませんから」
ぎち、ぎちっと音をさせて五本めの指が添えられ、ぐいと押し込まれた。
葵は試練に耐えて悲鳴をあげる。
「あぁあーっ」
拳が中に埋められて彼は意識を失った。

「葵様、よくがんばられました」
囁いて執事が腕を引くと、血液とともに、ぴしゃ、と液体が漏れた。
「破水……」
ここからが本番だ。
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