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第3章 色絵、情画から

期待を帯びた蜜壺はその名の通り蜜を溢れさせている。

蜂蜜の穴に手を入れる熊の気持ちがわかる。
誘き寄せられて切っ先をあてがえば、ｼﾞｭﾌﾟｼﾞｭﾌﾟと音を立てて呑み込まれていった。


はんん…あああっ…すごいぃ…

ここのところ忙しくて、こんなにゆっくり愛を確認するのは久しぶりだった。

とはいえ、いずみは挿入だけで達してしまう。
これで108つまで持つのだろうか…

昨年は貴女との再会、妊娠、実の出生の秘密をしり、共に生きることを決めた激動の１年だった。

今年は、結婚、結の誕生、結婚式に始まり、夏には渡米して沙絵たちを祝福した。

沙絵と二人で生きてきた13年間と比べると今年も激動の１年だったと思う。

ゆう…ゆうぅ…またっ…

｢遠慮せずイキなさい。｣

はぁあああっ…

来年も子供たちを中心に、また目まぐるしい１年になるのだろう。

いずみ…いずみっ…

愛してる…

残念ながら、貴女には愛の告白は届いていなさそうで、生理的な締め付けに僕も堪えられなくなる。

105、106、107、いくよっ…

108…

うぅ…

数にこだわる必要もないが、途中で意識を失った貴女は煩悩を捨てきれなかったか…