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残響
第3章 空き地
あの時、私が、塾の教室でお弁当を食べてる時、鵜飼くん、ずっと見てた。テストが返された時から、ずっと!!

「なんで?なんでなの?私、鵜飼くんに、なんかした?」

ヒクッ…

悔しかった…

好きな人に、自分の大切なもの、貰って欲しかったのに…

ヒクッ…ヒクッ…

いつの間にか、泣きつかれて眠ってた。
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