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赤い靴…
第2章 【Case2】山田玲奈 5歳
首を横に振ったが、目は、ハンカチをジッと見てた。
「おじさん、貰ったけど、恥ずかしくて使えないから。」
「ありが…とう。おじちゃん。」
「ママとパパは?」
日曜日だし、家族できた可能性もある。
「パパは、お仕事だから、ママは、8階。」
¨バーゲンか!¨
「つまんないね。」
「うん。」
「おじさんと遊んでくれる?」
「…。」
「そしたら、さっき君が見てたたまごっちJr.買ってあげる。」
「うんっ!」
俺は、その女の子の手を取り、駐車場に向かった。
「エアコン効くまで、時間あるから、これ飲む?」
ペットボトル飲料を渡した。
「ありがとう。」
ふわっ…
「可愛い。」
少しずつ、女の子は、小さな口でりんごジュースを飲んだ。
「おじさん、貰ったけど、恥ずかしくて使えないから。」
「ありが…とう。おじちゃん。」
「ママとパパは?」
日曜日だし、家族できた可能性もある。
「パパは、お仕事だから、ママは、8階。」
¨バーゲンか!¨
「つまんないね。」
「うん。」
「おじさんと遊んでくれる?」
「…。」
「そしたら、さっき君が見てたたまごっちJr.買ってあげる。」
「うんっ!」
俺は、その女の子の手を取り、駐車場に向かった。
「エアコン効くまで、時間あるから、これ飲む?」
ペットボトル飲料を渡した。
「ありがとう。」
ふわっ…
「可愛い。」
少しずつ、女の子は、小さな口でりんごジュースを飲んだ。