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第5章 おにいちゃん、みて。

「んーッ……」

英司は清花を後ろから抱きしめる格好を取り、パンツの上をいじくり回す。
……もう大洪水だ。

突然訪れた淫靡すぎる情景にくらくらしながらパンツから指を離して、白い首筋を舐め上げた。

「ああっ、おにいちゃん……っ」
「ここは、気持ちいいと硬くなるんだよ。全然変なことじゃないから……」
「あっ、あう……」

英司はコリン、コリン、と人差し指一本でクリトリスを左右に動かし続ける。

「ふッ……ん。ッ、ん」

清花は唇を噛み締め、悩ましげに鼻を鳴らした。

「……清花。一緒に風呂入るか？」
「恥ずかしい……」
「ここ、触ってやるよ？　気持ちいいんだろ？」

勃起しながら幼いパンツを擦る英司に、清花は上目遣いでコク……と頷くのだった。