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おにいちゃん、おしえて。
第8章 おにいちゃんとの、やくそく。
「ただいまあー! おにいちゃんもきーちゃんもおつかれー!」
「温泉の素買って来たのよー、これで二人も温泉気分になれるでしょ。ふたりでケンカしなかったー?」

次々と帰ってきて、一気に家が賑やかになり、本当に危なかった……と、恋に落ちて間もないふたりはアイコンタクトをした。

「――清花、帰ろうか。英司君、二日間も清花をありがとう」
「いえ、僕は全然。……清花。バイバイ」

英司が、優しく清花に手を振る。愛しみのこもった、温かい眼差しで。

「おにいちゃん、バイバイ!」

特別な二日間が終わった。
大島家の門を出たら、清花の母が待っていた。大島家のご両親には散々お礼を述べた後らしい。

「素敵だったわよ、温泉! すごく豪華だったんだから」

そう話す母に笑顔で頷きながら、清花は英司とのお風呂もとても素敵だったよ、と心の中でつぶやいた。
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