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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第5章 第5章 超巨乳少女現る!
「あ、あの…じゃあ僕とセ、セックス、を…?」
「ええっ!?」

 なぜか悲鳴を上げるハルナさん。え、そういうことじゃないの?

「あの…そこまでは、ちょっと」
「ああ、そうですよね…」
「だからあの…私が痴漢をされて気持ち悪かったのは胸だから、胸を触ったりして、っていう感じで」
「む、胸を?」
「はい…」
「いいんですか?」
「…はい」

 珍しく食い気味に反応した僕に小さく頷くハルナさん。

 もういいじゃないか。本人が言っているんだから、効果がどうとか結果がどうとか、もういいじゃないか。

 理性やら常識やらは性欲にあっさり負けた。『痴漢脳』も触れ触れと騒いでいる。

「どうしたらいいですか…私、こういうの経験なくて…」
「あ、じゃあ…とりあえずこっちへ…」

 経験がないのは僕も同じだけど、どうやらハルナさんは僕が経験済みだと勘違いしているみたいだ。というか、もしかしたらハルナさんは子供のように「大人はみんな経験済み」みたいな思い込みでもしてるんじゃないのか…?

 僕があれこれ考えている間にも言われるまま大人しくハルナさんは僕の隣に座る。ソファのクッションがへこみ、ハルナさんの体重を僕に伝えさせる。

「ど、どうぞ…」

 目を閉じて後ろに手を回し、胸をこちらに向けるハルナさん。

 どうぞ、って言われても。

 緊張で汗が出てくる。手が震えるし、なのに股間は早くもカチンコチンだし。

「じゃあ…失礼します」

 僕のセリフもやっぱり間が抜けているけど、他に気の利いた言葉も思い付かなかったから仕方がない。
 僕は恐る恐るハルナさんの胸へと手を伸ばす。

 むにゅ。音さえ立てそう柔らかさで僕の手のひらが大きな膨らみの中に沈む。

 びくっとハルナさんの肩が震えた。
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