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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第6章 『仲間』
「あぅ…っ!」

 ビクっと、今までにない鋭さでイズミさんの肩が揺れた。夢中で動く僕の指はイズミさんの中から滑り出て割れ目の上の敏感な出っ張りに偶然触れた。
 指に伝わる感触とイズミさんのリアクションからそこがクリトリスなのだと僕は知り、そこを探すように指がうごめき、そしてまた偶然のようにそこに触れる。僕はまだクリトリスの位置を正確に把握していない。もしかしたらその偶然のせいで読めないタイミングで触れられることでイズミさんの快感も高まっているのかもしれない。

 喘ぎながらも舌を僕の首や頬に這わせ、時には強く僕の舌を吸い出していたイズミさんが動きを止め僕の胸に頬を押し当ててきた。

 快感に集中しようとしているのか。

 それだけ僕の責めが下手で自分を高めるためにわずかな快感に集中せざるを得ないのか、それとも本当に気持ちよくなってくれているのか。

 僕には分からなかったけど、僕はイズミさんが開いてくれた体を夢中で貪った。
 指を奥まで差し込むときゅんきゅんとイズミさんが締め付けてくれる。

「…脱がせて」

 イズミさんが耳元で囁く。僕は操られているかのようにその声に従いイズミさんのスウェットを脱がし、無地の黒い下着も足から引き抜く。

 イズミさんのそこはぐっしょりと濡れ僕を誘うかのようにヒクヒクと動いていた。

「太一君も」

 またもや僕は言われるがまま下半身裸になる。見られて恥ずかしいとかそんな気持ちは微塵もない。ただただこの後の展開を期待している。
 僕をもう一度寝かせ大きく足を開かせるとそこに顔を寄せていく。

 最初に舌が触れたのは足の付け根。棒でも玉でも袋でもないそこがこんなに気持ちがいいなんて。
 舌がつつ、と滑り袋の下側、お尻の穴との中間位のところ。そこを舌先がくすぐる。

「う…っ!」

 僕は思わず息が詰まりそうなほどの気持ちの良さを感じた。足がぴんと伸びてつってしまいそうだ。
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