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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第9章 『パンツァーカイル』は永遠に
「というわけで解散です。残念ながら」

 零細芸能事務所『パーティー』の事務所。社長が目の前に並んだ四人の女の子に向かって淡々と告げる。

 立ち並ぶ四人の女の子、『パンツァーカイル』のメンバーは押し黙ってその言葉を聞いている。

 ぐすっ。ハルナさんが鼻を啜った。目には涙が浮いている。
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