この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を好きにならない
第12章 好きにならない

ゲイを否定されたような気持に
なったのかもしれない

オネェまでも
馬鹿にされたように
感じたのかもしれない

いや

真琴をこんなにも思ってるのに
他の男を好きだと
思われたことに
腹が立ったのかもしれない


よくわかんねーが
イラつく気持ちが
止まらない俺は
話を続けた



「さっき居たヤツは
バーで知り合った男で
マサシって名前だ。

さっきまで
そいつとバーで飲んでた。

昨日はマサシの家の近くで
一緒に飲んで
飲み過ぎて帰れなくなって
あいつの家に泊めてもらった」



「・・・・」



「今朝は
その時に忘れた書類を
届けてくれた。

それだけだ」



まだ真琴は黙ったまま
俺の話を聞いていた



「残念ながら
今のところ
付き合ってる男はいねーし
たまにヤるような男もいねー。

満足したか?」



「・・わかりました」



「まぁ別に
信じなくてもかまわねーし
男がいると思われてたとしても
別にかまわねぇ。
マサシと今後付き合うようになったとしても
お前には関係ねーしな」


このまま
真琴を好きでいても
どうにもならない

その苛立ちからか
俺は
そんなことまで
言ってしまった




「・・関係ない・・ですよね・・」



「あぁ関係ねーだろ。
お前はノンケなんだし。

心配すんな

俺はお前を好きにならねーから」
/382ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ