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君を好きにならない
第18章 え?マサシじゃねーの?

高熱を出して3日目
俺は仕事が休みで
朝からずっと看病をしている

汗をかいて何度も着替えをさせ
おでこには
冷えピタを貼ってやる

喉が乾けば
水を飲ませ
薬の時間になれば
お粥を食べさせた


そろそろ
また薬の時間


3日目にしてようやく
熱が落ち着いてきた真琴に
ホッとしつつ
俺はうつらうつらしてる
真琴に声をかけた



「真琴…少し食べられるか?」


「…うん…アイス食べたい。
あ、プリンでもいい。
いや、やっぱり
ガリガリ君食いてぇ」


「少しは元気になったみたいだな(笑)」


子供みたいなことを言う
冷えピタ真琴が
可愛くて仕方ない


「うん、熱下がったから
すげー楽になってきた。
多分セックスもOK」


「まだ早えーよ」


「えーーー」


「疲れて熱が出てんだから
疲れることはやめとけ。
校閲から戻ってきたら
また忙しくなるんだから
それまでに治さねーと…」


そこまで言うと真琴は
ベット脇に座ってた俺を
引っ張り

「風邪じゃなくて
疲れだからキスいいよね?」

と呟いた


もちろん。


お前が寝てる間に
こっそりやってたし。


俺は
返事もせずに
まだ少し熱い真琴の唇に
舌を這わせ
中から顔を出した
真琴の赤い舌に
舌を絡めた


ほんとは
俺だって
このまま真琴を
犯したい


真琴と繋がった
あの日以来

まだ
やってねぇんだから。
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