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片想いかも…
第4章 こんな事もあるさ
1週間ぶりにあなたを見た。


やっぱり嬉しくて仕方なかったけれど 私が私にブレーキをかける…

だいぶ離れた所から此方に向かって歩いてくるあなたを見つけて5秒くらい見てしまった…

私に向かって歩いてきた訳ではなく ただ歩いてくる方向で私が仕事をしているだけ…

離れてるから目が合っているのかも分からないけど 5秒も見てしまった以上気付かないフリは出来ないので 少しあなたに微笑んで机に視線を戻した。


その後も何回か私の近くを通る事はあったけれど 視線の端にあなたを捉えてはいるものの何でだか話し掛ける事が出来ず、他の人に話し掛けてしまい…で… 何故かあなたの視線は感じていたんだけどね。


今日はぉ昼に行く時間が定時より15分後ろにズレこんでしまった。皆が席を立った後 食堂には数人しか居なく 静かだなー って思っていると あなた登場。

またカップ麺を買っていたけど 私のテーブルには座らず…

1人で居ても座ってはくれないかー って残念だけど ちょっとホッとしている自分がいた。

ご飯を食べ終え 携帯弄りながら休憩してると ゴミを捨てに来たあなたが視界の端に入る…でも見れなくて ほぼ前まで来てるの分かってるんだけど 携帯画面から目を離さないようにして気付かないフリをしてしまった…


だってね…ずっとこっちを見ているの気付いちゃったんだもん。何か話し掛けてくるのかな?って思ったけど…ただ見ていたの。


私の気持ち どうにか消そうと思っているのに… あなたの視線に心がかき乱されてしまう。

あなたは何気なく見ていただけかもしれないのに…
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