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片想いかも…
第6章 私の中の醜悪
今日は1日出張で居ないと 昨日の夜に偶然耳にした。

だから朝から会社に行くのがつまらないと思ってしまうダメな私…


朝も もしかしたら1回会社に寄ってから行くんじゃないかと ちょっと思って 何時も来る時間に何度もそちらへ目を向けた。けれど そんな事はなく…仕事に集中した。


今日も残業… 疲れたなー 眠いなーって思いながら 何気なく机から目を外すと 何時も来る通路をあなたが歩いて来ているのを見つけて驚いた表情しちゃったのを見られたのか 遠くなのに私の目を見て頷いたんだ。

あなたに会えた事が本当に嬉しくて眠気も疲れも全部すっ飛んじゃった。私残業で良かった(*^^*)


会社に来てからも 忙しそうに歩くあなたの姿が何回も見れて嬉しくて仕方なかったょ。


ブースの入口付近で他の人と話している前をコチラを見ながら通過したあなたは 向きを変え入って来たんだ。そして『これ誰が持ってきたの?』って台車を掴んで私に聞いてきた。


いつもなら何にも言わずに持ってくのに…って思って 私に聞いてくれた事が また嬉しくなる。


私は帰宅する為に 研修に来ている外国人の女の子と出口に向かっていると 荷物を積んだ台車を押しながら歩いてくる あなたとすれ違った。


『ぉ疲れ』って言ってくれたから返事をしようとすると 一緒に居た女の子があなたに向かって手を振りながら『バイバイ』を連呼するので その声に圧倒されて返事を返す事が出来ないまま通り過ぎる形になっちゃった…


さっきまで嬉しかった気持ちはどこかへ消えてしまい 残ったのは女の子に対して疎ましい心だけだった…
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