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禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第8章 心の中の克服



「ん・・美紀さん凄く気持ち良さそう…
舌でなぞる度に、胎内がギュッて締まる・・・」


「分からないけど・・・気持ち良い・・・」


「・・それは心が傷痕を受け入れたって事?」


「そう‥‥なのかな?
・・あっ あぁぁっ!!」


傷痕の舌と一緒に胎内も動かれて、快感に身体が反応してしまう‥だけど嫌じゃない、余計に快感が高まる・・・


そして、その体勢のまま、ぁたしはオリバーさんにイカされた・・・・・









「・・・
この傷痕も、もう私の一部だもんね‥
そろそろ受け入れてあげなきゃ‥‥」


オリバーさんの言葉で、ぁたしは漸く躊躇い無く傷痕を‥あの1件を克服する気になった‥凄く感謝してる。


心に傷を‥トラウマを持っていたオリバーさんだから言えた事‥
状況や事情が違っても、孤独を知っているオリバーさんだから・・



「やだっ!
オリバーさんが帰って来る前に、シャワー使っちゃわないと!!」


久しぶりの考え癖…


ついつい考えに没頭しちゃった…
駄目だね、この癖は直らないみたい。


今度こそ本当にシャワーを使い、きっちり服を着て洗面所から出たら、やっぱりオリバーさん帰って来てたよ‥‥ぁたしのドジ・・・



「は‥早かったね」


「そうでも無いと思うが…
2ブロック先のレストランまで行って来たんだけど?」


「・・・私のシャワーが長かったです・・・」


考え事+しっかりシャワー…
これはぁたしの方が、かなり遅かったみたい。



「女性だと普通じゃないのか?
それにほら‥俺、美紀さんの身体に大量に‥
しっかり洗っていたら時間掛かるだろ?」


「・・・っ!
そういう事は‥‥はっきり言うんだ‥‥‥オリバーさん」


本当の事だけど、こうして聞かされると凄く恥ずかしいよぉ!!


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