この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第4章 本能と後悔



「よっ、久しぶりだな杉田…」


「ああ…
最近仕事仕事でね」


此処は深夜でもやっている商業施設、一括化されたショッピングモールみたいな場所。


こういう施設は、深夜営業をやってる店も多いし、映画館やボウリング場のような、私の年代でも遊べるような場所まで様々。


その中で、たまに顔を出すのがダーツバーであり、深夜にも関わらず見知った仲間も多数出入りしている。



「・・飲むか?」


「いや…
今日のところはゲームだけで十分」


酒が飲めない訳じゃ無い、どちらかと言えば強い方だが、好き好んで飲む気もしない。


カウンターで瓶コーラを1本買い、後はダーツに興じる…
最近の私のストレス解消法‥この話ながら夢中になってる時間は嫌いじゃない。



「俺先なー」


「ああ…」


こういうのは後が有利、だから好きにさせる…
ゲームだとて戦略は必要、だからこそ面白いと思える。



「ちっ、外した…
杉田、またトリプル狙いか?」


「さあ?
手元が狂わなければの話だと思うが??」


「そりゃそうだ…」


杉田・・・


こうして遊ぶ時は、杉田季永と名乗っている…
年齢も22才、一度も疑われた事は無い‥良いのか悪いのか……


仲間と交代して私の番、ダーツも一応スポーツの内、スポーツは苦手じゃない、身体を動かすのは好きな方。



"ドスッ‥ドスッ‥ドスッ‥‥"



「やっぱトリプルかぁ!
たまには狙い外せよ」


「さぁね…
そっちこそ、連続トリプル成功させたらどうだ?」


「たまにしか来ないのに、腕が鈍らないよな杉田って…」


「そうか?
たまにだから命中率が良いんだよ」


そんな言い合いをしながらゲームは進む…
勝つのは大概私だが、向こうが嫌がっている訳でもない、嫌なら始めからゲームなどしてないだろう。


/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ