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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第5章 努力と結果



専務‥朔夜叔父は考え込んでしまった…
堀之内課長の話じゃないが、何時までも本社に居ても、私の特になる事は何1つ無い。


それなら、小さくても正式な子会社を持つ方が、のし上がる近道‥そこから発展させていけば良い。



「参ったな…
今のところシステム課課長って事になっているが、年数を見て上には上げようという思惑もあった」


「・・それは会長の都合??」


「まあな…
社長の息子を、何時までも課長クラスには置いておけん‥そういう上の判断だ」


「だとしたら余計に本社から出たいですね…
会長の言いなりより、私の力で重役ポストを手に入れる方を選ぶ」


「・・・
まだ根に持っているのか・・・」


「勿論、私の行動原理はそれですよ…
いや、それしか無い」


やっぱり朔夜叔父は溜め息・・・



「・・分かった、上手く交渉してやる…
あの話は俺も不服だったからな、紀永‥お前に加担してやるさ」


「ありがとうございます朔夜叔父」


朔夜叔父は見方に付いた、これはかなり大きい…
どちらかと言えば、会長の言う事に逆らわない父洸紀と、美里の件で私を恨んでいそうな皇副社長では話にならない。


残るは朔夜叔父か田野倉常務…
だが、田野倉の腹の内は微妙で、早乙女系では無いので発言権も低い。


最終選択で叔父を選んで正解だったよう・・・




朔夜叔父‥専務は交渉の結果、KIEIの個人データーは秘密と言う条件で、私が指定した子会社を渡す内容を取り付けた。


私が本社に居たのは2年強の間の短い期間…
その2年で漸く此処まで来た、後は私の腕次第で登るか落ちるか決まる事。


落ちる気は更々無いが・・・



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