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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第7章 本社と系列



覚えていると言うのは‥私は本宅を出てから、ただの一度も本宅に足を踏み入れていない。


少しの間一緒に居て、この葉山裕樹という人物は、予想以上に使いやすいと思う・・


真面目だがトゲトゲしている訳でも無く、仕事は忠実で結構気が付く…
それに、情報処理をと言っていただけに、処理能力は早く、更に弁護士志望という事で法的方面にも強い。


何故司法試験に受からないのかと疑問に思う程、その能力は高い…
顧問弁護士が、葉山裕樹という人物を推したのも頷ける‥真面目で信用に足る人物‥‥そう言いたかったのだろう。



「オマケに片付けも早いね…」


1階部分の片付けと最低限のディスプレイが終わり、今は2階部分を制圧中‥これで葉山が来て1週間しか経っていない。


片付けながらも秘書的仕事はきちっとこなす、意外にお買い得と、私ですら思う程。



「社長、買収先からの返答が送られて来ました…」


「そうか…
・・・やはりYES回答か‥そろそろIT関連ばかりは飽きたね」


めぼしいIT関連は殆ど買収済み、必要な分の確保は済んだ、今度は全く違う業種が良いだろう。



「次はどのような?」


「そうだね…
社の特性から考えて、流通業かネットバンク、それにホテル関係も…
情報管理という面で見れば、こういう流動性がある業種が適している‥そう思わないかい葉山?」


「確かに…
後フランチャイズ系なども…
流通とフランチャイズは一区切りと私は思います」


「悪くないね…
となると最初は流通業、完全にコンピューター管理にすれば、幅広く活用が出来る‥候補を洗い出してみよう」


すっかり葉山と呼び捨て…
初め"葉山君"と言っていたのだが、秘書に呼称は不要と、向こうの方から呼び捨てを希望し‥‥そして能力の高さから、少々破格の金額設定で正式雇用契約を結んだ。


この後、私と葉山‥二人三脚で系列の拡大を進めて行く事になる・・・


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