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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期

教えてくれないと、ここで襲っちゃうぞ。

腹に廻した腕に力を入れて、うなじに口づける。
「ヤッ、くすぐったい」

パクッ…耳朶をくわえて舌先で擽ってみたり首筋を舐めたり……ほらっ早く教えなさい!

「ほんとに何もないよご飯食べただけ、キャハハ」

ほんとかよ!
わざわざ別の店に行くって……
気になるじゃん。

あれこれカマを掛けるけど全然教えてくれないし…
ま~いいけどさ。
そのうち聞き出してやるから。

葉瑠のうなじをペロリと舐める…キャハハハ
「こらこら」

いいじゃんキスくらいしたって。
「フフ…それはキスじゃないでしょ、舐めただけ」

今からするんだよ!

「葉瑠ぅ…こっち」ん?なに……チュッ
クチュゥ…振り向く葉瑠の唇に強引に舌を捻じ込んだ…

ンンン、クチュ、はぁ~クチュクチュ

「んン…はぁぁ、鏡也君…後で、ね?」
お風呂出てから……

ぅん、分かってる……ちょっとキスするだけ!


すぐやめようと思ってたんだよ。

だけど…あ~ダメだ…
葉瑠の吐息が可愛くて唇が離せない。

背中を俺に凭れたままのキス…

最初は俺のキスを受け入れてるだけだったけど…そのうち首に手を廻し葉瑠も舌を絡めてくる。

「はぁ……葉瑠も欲しくなった?」チュッチュ

「……ンンンン…いじわる」

「愛してるよ葉瑠」チュッ
「…ど、うしたの?急に……ぁンンンン…」

どうもしないけど─葉瑠の顔見たら言いたくなった……だめ?

「ダメ…じゃない…私も…」
私もなに?そこが大事なとこだろ?

「ちゃんと言って」

「私だって……愛してるって事ですぅ」
ギュッ……

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