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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期

「葉瑠ちゃん?この雑誌うちの会社のよ、しかもここ…私の名前が載ってるでしょ?」

ん?……うそぉ。
雑誌をよ~く眺めて見ると
あ、ほんとだ!

これ洋子さんが取材したの?すごっ……
洋子さんって本物のキャリアウーマンだったんだ。

じゃ自分が取材したところじゃ嫌かな?

でも別のとこなら……いいんじゃないかな。

「ねぇ、行かない?一緒に」

洋子さんもヒロちゃんもたまにはゆっくりしようよ

ねぇどうかな…

ゴクン
ちょっとはしゃぎ過ぎたかな洋子さん引いてる?
自分の記事を目で追いながら何かを考えてる。


「海に温泉ね~!いいわよね私も行きたいわ。でもね……」
ため息をつきながら、ヒロユキがね~って!

そっかやっぱりヒロちゃんか…アウトドアが嫌いなら無理かな。

仕方ない諦めるしかないか?

「毎日……」え?なに……

「毎日こんな企画を考えてるのにヒロユキと一緒になんて考えた事なかったわ……」

そうなの?
どうしたんだろ
洋子さん急に元気がなくなっちゃった。

「葉瑠ちゃんがヒロユキを誘ってみてくれない?」
私が?

洋子さんがね!
私が誘えば行くんじゃないかって!

最近のヒロちゃんは休みの日には家でゴロゴロ
ずっとテレビばっかり見てるんだって!

誘っても出歩かないらしい…

やだそれじゃ、おじさんみたい。
うちのお父さんと同じだよ!

「長くなると鏡也君だって、そうなるのよ」

え~鏡也君が~!やだよ~
あっだからこの前
(いいわね葉瑠ちゃん達はラブラブで)って!

それは毎日ベタベタしてるのも困るけど
ずっとテレビ見てゴロゴロされたら寂しいね。

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