この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第13章 益田家の長男
****
やっとお兄さんにも挨拶出来たし……良かった!
優しそうなお兄さんでひと安心

私にあんな素敵なお義兄さんとお義姉さんが出来るんだよ、それに甥っ子たちまで……

結婚かぁ~!
(お前達、いつ結婚するんだ?)
(来年には……って考えてる)ウフフ

ふとお兄さんと鏡也君の会話が頭に浮かんできた。
来年結婚するんだって………私達。

「葉瑠……は~るちゃん!おい葉瑠」
え?あっなに……

そんな大きな声で呼ばなくっても聞こえるから
「なに鏡也君?」
「いやさっきから1人でニヤニヤしてたから今度は何が嬉しいのかな~って」

さっきから………ニヤついてた私?

何回も呼んでたんだって。
それはごめんなさい。

「いいことが続くな~って思って」
「なにが?」

だって…
ヒロちゃんと洋子さんも結婚するって言うし
私達も結婚するんでしょ?来年

「葉瑠が嫌じゃなかったらな」

嫌なわけないじゃない。
嬉しいよ!

春には仕事の目処がついて落ち着くんだって─

春か~?─

いつでもいいなんて思ってたけど……
少しだけ具体的な事言われただけで、こんなに嬉しいなんて自分でも驚いちゃう。

私ってこんなに単純だったんだ!

ひとつ動くとすべてが回り出す。
これがタイミングって事なのかな?

「益田葉瑠さん」ん?
え、クスクス

今……益田……って!
「そう言われるんだぞ、慣れとかなきゃ」

そうだけど……早すぎでしょ!ウフフフ
先の話なのに…嬉しくてちょっと恥ずかしいね。

少しずつ準備していこ。
料理ももっと頑張らなきゃ……そうだ時間がある時にヒロちゃんに教えて貰お。

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ