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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第1章 寒くて熱い夜

でもまだ食べたくて……!
トントン──
鏡也君の肩を軽く叩いた。

「……んっ…なに?どした?」

プハァ…ハアハア─
漸く唇が解放された。

「まだ、食べ……んっ、んぅんぅ」
息継ぎして喋ろうとするとすぐにまたキスされて…

いつもこのキスに負かされちゃう!

鏡也君の大きな手で身体を隅々まで撫でられ、キャミソールの中の乳房を優しく握っては揺さぶるから、すぐに私なんて腑抜けになっちゃう。


パジャマを脱がされ、キスをしながら胸の蕾を擦っては弾かれ息があがってくる……

「葉瑠、まだ…食べたい?」ブンブン、もういい。

「そ?じゃ今度は俺に食べさせて」へ?

鏡也君…また食べるの?──


クスッ、こっちだよ!
「アッ、ハァ、ンッンッ、鏡也、君…」

キャミソールの肩紐をずり下げ熱い舌が乳首に絡みついてきた。

舌で何度も転がしては吸い付かれ…どんどん身体が敏感になってくる。

「今日は何してた?」チュパ、チュッチュ

「きょう…は、はぁ、お買いもの、行っ…ぅん」

器用に指と舌で私の胸をいたぶりながら何事も無かったように話し掛けてくる─

鏡也君の柔らかな髪に身体を撫でられ…それが気持ちよくて声にならない吐息が洩れた。

尖る突起を無意識に突き出す自分が恥ずかしい!


仰け反る身体を筋肉質な腕が支えてくれて、私はますます自分の胸を押し付けるような格好になった。


「ん?もっと?」そうじゃ…ない、けど…

「クスツ…もっとしてほしいの?ねぇ…」

「…ん?違うの?…葉瑠、ほら、ちゃんと言って」


「………もっ、とぉ」

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