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第8章 ＃7

ほっとしている自分がいる ───。


もし……ふたりが付き合うようになったら。



表向きは真帆の恋を応援するふりをして、心の中では……。


真帆を選ばないで欲しい ──。


そんな風に思ってる。


こんな自分がいたなんて……。


「楓も行くよね？」


「え？……あー、どーしよっかな」


「楓も行こうよ！楓がいないとつまんないよ！」


「そうそう！絶対参加！！」



柚希と真帆におされて、渋々行くことを了承したのだった。