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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第7章 休日の街は危険だらけ?



「朝食も無かったから、何処でお昼にしようか?」


「んー
じゃ、久しぶりにジャンクフード!」


「おっと、そう来た」


「だって日本に戻って来てから、全然食べて無いんだもの‥」


「無いね‥
間違いないなく屋敷では出ないだろうし、たまには良いかな?」


「でしょう‥
米国の時は毎日とげんなりしてたけど、いざ戻って来たら恋しくなるのよね不思議」


こうして会話をしながら街を歩く‥
普通の事だというのに、それすら殆ど出来ない私と美紀の立場。


外では、腕を組む事すらしないのだから、いざという時は親子で済ませられる‥
だというのに、こう美紀と街歩きをしたのはもう2年近く前の話。


美紀の留学と、あまり外には出れない私の立場‥
漸くこうして一緒に居れるのだから、もう少し外に出れれば‥美紀の笑顔を見ていたら、そう思ってしまう。



「普通のハンバーガーショップで良いのかい?」


「十分‥やっぱり嫌い?」


「いや、前は手軽だと食べてはいたね‥
1人暮らしの夜なんてそんなもの‥」


「じゃ、此処にしよう」


入ったのは、フランチャイズのハンバーガーショップ‥
こういうはやはり世代、美紀の方が簡単に注文してしまった、こういうのは美紀には適わない。


2階席があると言うので、商品を受け取って2階に移動‥
休日だから、そこそこ人は居るが、窓際の席が1つ空いていた。



「・・・
たまには良いね‥
そしてまたアイスコーヒーかい?」


「??
どうして?」


「ハンバーガーにはコーラが定番かと思うのだが‥」


「それって好みでしょう?
私はアイスコーヒーばかり‥‥」



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