この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第8章 順風満帆なのだけど‥



「懲りればいいが‥
いや、遠藤の真面目さだ、自粛はするだろう」


「私もそう思います」


何時の間に私は、こんな簡単に事実を隠せるようになったんだろう‥
遠藤さんとの約束だけを隠し、表立った事しか話さない。


そう‥Little Witchをやってから、私の中で冷たい部分と温かい部分が、ハッキリ分かれた。


人を冷たく見る部分はLittle Witchに‥


紀永と一緒に居る時みたいな、温かい部分は私として‥


今は分かれて両立してる。


それが大人だと言われたらそれまでだけど、少しだけ嫌と思う私が居るのは確か。


でも、最近の私は両立しなければ、やっていけない部分もあって‥
ああ、私は社会に出たんだ‥そう自覚する事になった。



「・・嬢ちゃんは納得したのか?」


「遠藤さんの事ですか?
それは本当に、本人と直接話したので納得はしてます」


「言って悪かったと思うが、近親婚と悪習は?」


「その説明も会長から‥
近親婚が悪習と言っているのでは無く、近親婚によって現れる弊害の事を悪習と言ったと‥ですから納得しています」


やっぱり表立っての話だけ、紀永が言った裏の意味‥それは私から言わない方が良いと思う。



「それなら良いんだが‥
俺も少しは大人しくするか‥‥」


「・・くすっ‥
出来るんですか社長?」


「さぁなぁ‥
紀永の奴が、やっぱり話さんと思ったら、口が出るかもな‥‥」


「大丈夫ですよ私は‥
ちゃんと考えますから」


これで朔夜叔父様の方は一段落し、本社業務に支障は無いように‥
変わらず両立だけど、殆どの事が上手くいっている‥‥‥そう思っていた・・・



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ